▲ミライノデビット
(Visa)
▲ミライノデビット
(Mastercard)
住信SBIネット銀行から、年会費無料のデビットカードが発行されています。
私は、ミライノデビットを数年前から利用しています。実際に利用しているユーザーとして、メリット・デメリットをまとめました。
※Visaブランドと2019年4月から発行開始のMastercardブランドの比較あり
住信SBIネット銀行 | ミライノデビット (Visa) | ミライノデビット (Mastercard) |
発行会社 | 住信SBIネット銀行 | |
カード種類 | ①ミライノデビット ※キャッシュカード一体型 | |
審査 | なし | |
申し込み可能年齢 | 15歳~ | |
年会費 | 無料 | |
還元率 | 0.6% | 0.8% |
海外事務手数料 | 2.5% | |
海外ATM手数料 | 無料 | |
電子マネー (カード付帯) | Visaの タッチ決済 | Mastercardの タッチ決済 |
スマホ決済 or 送金アプリ | Apple Pay Google Pay ※Kyashカード経由 | |
PayPay 楽天ペイ d払い LINE Pay pring | PayPay 楽天ペイ d払い au PAY LINE Pay pring | |
付帯保険 | 盗難補償 ※不正利用から30日以内に連絡すれば 年間100万円まで補償される | |
特徴 | 電子マネーのチャージでもポイント付与 | |
ガソリンスタンドや月額料金の支払いにも使える | ||
ATM手数料&振込手数料の無料回数が多い | ||
外貨預金口座で米ドル支払いが利用可能 ※手数料は年間30回まで実質無料 | ||
家族カード | なし | |
ETCカード | なし | |
利用限度額 | 利用上限は自由に設定可能 ※0~200万円まで/回 ※0~1,000万円まで/月 | |
発行期間 | 約1週間(オンライン) 約2~3週間(郵送) | |
公式サイト | ミライノデビット |
ミライノデビット~VisaとMasterCardブランドの違い~
年会費のかかるプラチナカードもあり
ミライノデビットには、年会費11,000円のミライノデビット PLATINUM(MasterCard)もあります。
年会費の分だけ、ポイント還元率(PLATINUMは1%)や付帯保険※が充実しているカードです。
※ショッピング保険や国内/海外旅行保険やモバイル端末保険が付帯します。
VisaとMastercardのどっちを選ぶべき?
Mastercard(0.8%還元)はVisa(0.6%還元)よりもポイント還元率が高いため、Mastercardブランドを選ぶべきです。
※たまったポイントは1ポイント=1円のレートで現金に交換したり、100ポイント=40マイルのレートでJALマイルに交換することが可能。
au PayはMastercardデビットカードしかチャージできなかったり、コストコはMastercardしか使えない、というようなケースもあります。
そもそも、Mastercardブランドのデビットカードを発行している銀行は非常に少ないので、ミライノデビット(MasterCard)はとても貴重な存在です。
「Visaは使えるけどMastercardは使えない」というようなケースはめったにないので、安心してMastercardブランドを選べます。
※VisaとMastercardの2枚持ちはできません。
タッチ決済については気にしないこと
それぞれVisaのタッチ決済、Mastercardのタッチ決済がありますが、これらについては考えなくても大丈夫です。
国内でタッチ決済を使えるお店は少ないですし、使い方も非常にややこしいから。
店員さんがレジの操作方法や存在そのものを知らないケースもあり、支払いが完了するまでに余計な時間がかかるケースが発生します。
住信SBIネット銀行デビットカードのデメリット
デメリットを見つけるのが難しいくらい、完成されたデビットカードです。
あえてデメリットをあげるなら、ミライノ デビット(MasterCard)はカード利用後すぐに利用店舗を確認できないこと。
※ミライノ デビット(Visa)では、利用通知メールで利用店舗の確認が可能です。
▲ミライノデビット
(Visa)
▲ミライノデビット
(Mastercard)
上の画像を見ていただくと分かるのですが、同じようにAmazonで利用した場合、Visa(左)は利用店舗の記載があり、Mastercard(右)では利用店舗の記載がありません。
これは偶然このようになったのではなく、Visaはほぼ全てのカード利用で利用店舗を記載しましたが、Mastercardでは今まで一回も利用店舗を記載したメールを見たことがありません。
住信SBIネット銀行のカスタマーセンターに問い合わせると...
「Visaは利用店舗を記載できるケースが多く、Mastercardは利用店舗を記載できるケースが少ない」という回答が得られました。
Mastercardで利用店舗の記載ができない理由は、「クレジットカードと同じシステムを使用しているから」とのこと。
クレジットカードでは、カード利用後すぐに利用店舗を知らせてくれるカードはほとんどないですからね...
安心してカードを使いたいという方は、ミライノデビット(Visa)を選んでください。
ミライノデビット | Visa | MasterCard |
利用通知メール | 利用店舗を記載 | 利用店舗の記載なし |
ポイント還元率 | 0.6% | 0.8% |
コストコ | 使えない | 使える |
au Pay au WALLETプリペイドカード | チャージ不可 | チャージ可能 |
オリンピック ※チケット購入や会場 | 使える | 使えない |
ミライノデビット(住信SBIネット銀行)で使えるスマホ決済
ミライノデビットでApple PayやGoogle Payを使う方法
ミライノデビットの16桁のカード番号を直接登録して、Apple PayやGoogle Payを使うことはできませんが...
Kyash(Visaプリペイドカード)を経由することで、ミライノデビットでもApple PayやGoogle Payを使うことは可能です。
▼クレジットカードなどの場合
- クレジットカード→Walletアプリ→iPhoneで決済
- クレジットカード→Google Payアプリ→Android(おサイフケータイ)で決済
▼ミライノデビットの場合
- ミライノデビット→Kyash→Walletアプリ→iPhoneで決済
- ミライノデビット→Kyash→Google Payアプリ→Android(おサイフケータイ)で決済
使い方はこちらの記事で解説!
ミライノデビットで〇〇ペイ(QRコード決済)を使う
ミライノデビット (Visa) | ミライノデビット (Mastercard) | 住信SBIネット銀行 の銀行口座 | |
ペイペイ | ○ | ○ | ○ |
楽天ペイ | ○ | ○ | × |
d払い | ○ | ○ | × |
au Pay | × | ○ | × |
LINE Pay | × | × | ○ |
メルペイ | × | × | × |
pring | × | × | ○ |
住信SBIネット銀行デビットカードのメリット
電子マネーのチャージでもポイント付与!
ミライノデビットは、電子マネーのチャージでもポイントが付与される=ポイントの2重取りができるデビットカード。
多くのクレジットカード&ほぼ全てのデビットカードにおいて、電子マネーのチャージはポイント付与の対象外であるため、ミライノデビットはとても貴重な存在です。
▼ポイントが付与される電子マネーの例
- Suica
- Kyash
- WebMoneyプリペイドカード※
- au Pay(=au WALLETプリペイドカード)※
- PayPay
- 楽天ペイ
- d払い
※Mastercardブランドのみがチャージ可能(Visaブランドはチャージ不可)
たまったポイントの有効期限はポイント付与月の翌々年度3月末までのため、ゆったりとポイントをためることが可能。
例)2020年11月にポイント付与→有効期限は2022年3月31日
ミライノデビットの利用以外でも、毎月の口座振替で5ポイント、給与振り込みなどで30ポイントがたまります!
住信SBIネット銀行はATM手数料&振込手数料の無料回数が多い
住信SBIネット銀行は他のネット銀行と比べても、ATM手数料&振込手数料の無料回数が多い銀行です。
▼ランク1(※全てのユーザーが無条件で適用される)
- 入金手数料→何回でも無料
- 出金手数料→月2回まで無料
- 他行宛て振込手数料→月1回まで無料
①2つ以上のサービス利用※②月末の預金残高30万円以上③30歳未満、のいずれか1つだけを満たせば(=ランク2になった場合)、さらに無料回数は増えます!
※外貨預金を1ドル以上、ミライノデビット月1万円以上の利用、SBI証券の口座開設→1円以上のSBIハイブリッド預金残高など。
▼「ランク2」の無料回数
- 入金手数料→何回でも無料
- 出金手数料→月5回まで無料
- 他行宛て振込手数料→月3回まで無料
▼住信SBIネット銀行が対応しているATM
- セブン銀行ATM・イオン銀行ATM・イーネットATM・ローソン銀行ATM
- ゆうちょ銀行ATM・VIEW ALTTE(JR東日本の駅構内)
ガソリンスタンドや月額料金の支払いに使える
50以上の銀行から発行されているデビットカードですが、ガソリンスタンドでも使えるカードはたったの数枚しかありません。
ミライノデビットはそのうちの1枚、とても貴重なデビットカードなんですね。
「月額料金の支払いで利用できる場合が多い」とは?
デビットカードは、Amazonや楽天市場などのネットショッピング&コンビニなどのリアルのお店で、クレジットカードとほぼ同じように使えます。
しかし、デビットカードは即時決済※&審査なしで発行できるという特徴から、携帯電話料金や公共料金などの月次決済(=月額料金の支払い)で使えないケースがあります。
※デビットカードは使った金額が、カード決済とほぼ同時に銀行口座から引き落としされる「借金ができないカード」です。
使えないケースといっても、①デビットカードを発行している銀行側が使えなくしている場合と、②サービス提供側がデビットカードを使えなくしている場合の2つがあります。
②に当てはまるのがミライノデビットで、①のケースでは使えなかった動画配信サービスや格安SIMなどでも、月額料金の支払いに使える場合が多いです。
最強評価レビュー
米ドル決済の手数料が年間30回まで実質無料
アメリカのお店(海外通販サイトを含む)で買い物する場合、支払いは日本円ではなく米ドルなので、日本円→米ドルに交換する海外事務手数料がかかります。
※クレジットカードや他のデビットカードでも、海外で買い物する場合は当然発生する手数料です。
ミライノデビットは外貨預金口座の米ドルで決済した場合に限り、年間30回まで手数料分のポイントを付与=実質手数料無料になります。
※31回目以降や米ドル以外の外貨支払いの場合は2.5%の手数料がかかります。
住信SBIネット銀行 | ミライノデビット (Visa) | ミライノデビット (Mastercard) |
発行会社 | 住信SBIネット銀行 | |
カード種類 | ①ミライノデビット ※キャッシュカード一体型 | |
審査 | なし | |
申し込み可能年齢 | 15歳~ | |
年会費 | 無料 | |
還元率 | 0.6% | 0.8% |
海外事務手数料 | 2.5% | |
海外ATM手数料 | 無料 | |
電子マネー (カード付帯) | Visaの タッチ決済 | Mastercardの タッチ決済 |
スマホ決済 or 送金アプリ | Apple Pay Google Pay ※Kyashカード経由 | |
PayPay 楽天ペイ d払い LINE Pay pring | PayPay 楽天ペイ d払い au PAY LINE Pay pring | |
付帯保険 | 盗難補償 ※不正利用から30日以内に連絡すれば 年間100万円まで補償される | |
特徴 | 電子マネーのチャージでもポイント付与 | |
ガソリンスタンドや月額料金の支払いにも使える | ||
ATM手数料&振込手数料の無料回数が多い | ||
外貨預金口座で米ドル支払いが利用可能 ※手数料は年間30回まで実質無料 | ||
家族カード | なし | |
ETCカード | なし | |
利用限度額 | 利用上限は自由に設定可能 ※0~200万円まで/回 ※0~1,000万円まで/月 | |
発行期間 | 約1週間(オンライン) 約2~3週間(郵送) | |
公式サイト | ミライノデビット |