みずほ銀行から、JCBデビットカードが発行されています。
公式サイトだけではわからない、「みずほJCBデビット」のメリット・デメリットについて紹介。
みずほJCBデビット | 詳細 |
年会費 | 初年度無料→2年目以降は1080円 |
審査 | なし |
ポイント還元率 | 0.2% |
家族カード | なし |
ETCカード | なし |
利用限度額 | 自由に設定が可能 |
利用できる場所 | 国内外のJCB加盟店 |
もくじ
みずほ銀行JCBデビットカードのメリット
初年度の年会費は無料
みずほJCBデビットは初年度の年会費が無料、2年目以降は1080円かかります。
ただし、以下の条件のうち1つでも満たせば、2年目以降も年会費が無料になります。
- 満23歳以下の場合
- 年1回以上の利用があった場合
ちなみに、年会費が条件なしに無料のデビットカードは数多く存在します。
初めてデビットカードを申し込む方は、使わなくてもお金が1円もかからないカードがおすすめです。
▼条件なしで年会費が無料
みずほJCBデビットは審査なしで発行できる
デビットカードには、クレジットカードのような審査はありません。
「みずほ銀行で口座開設する=みずほJCBデビットを作成できる」と考えてもらって大丈夫です。
みずほ銀行のホームページにも、中学生を除く15歳以上なら申し込めると記載されています。
お申し込みいただける方
日本国内在住で満15歳以上(中学生除く)の個人のお客さま
出典 : みずほJCBデビット
利用金額の0.2%をキャッシュバック
毎月、利用金額0.2%がみずほ銀行の口座に直接キャッシュバックされます。
この0.2%というキャッシュバック率は、デビットカードの中でも低い部類にあたります。
例えば、楽天銀行JCBデビットカードのポイント還元率は1.0%です。
デビットカードNO.1の還元率
ショッピングガード保険&旅行傷害保険が付与
みずほJCBデビットには、ショッピングガード保険と旅行傷害保険が付帯されています。
ショッピングガード保険(海外のみ)
海外でみずほJCBデビットを使って購入、その商品の破損や盗難などの損害が発生した場合は年間最高100万円まで補償(1事故につき自己負担額1万円)
旅行傷害保険(国内・海外)
みずほJCBデビットで旅行費用などを支払った場合、旅行中に起きた事故や病気、ケガなどを最高3000万円まで補償。
おサイフケータイ対応機種ならQUICPayが使える!
みずほJCBデビットは、Google Payに登録することで、QUICPay支払いを利用することができます。
※iPhoneまたはおサイフケータイ非対応のAndroidでは、サービスを利用できません。
月一回以上の利用でATM手数料が無料になる
みずほJCBデビット、最大のメリットは「みずほマイレージクラブ」の特典です。
※みずほマイレージクラブへの入会は無料、年会費などもありません。
みずほJCBデビットを月に1回以上利用すると、翌々月に以下の特典が付与されます。
- みずほ銀行ATM・イオン銀行ATMの手数料が無料
- コンビニATM(イーネット・ローソン・セブン銀行)のATM手数料が月4回まで無料
- みずほ銀行本支店宛の振込手数料が無料
みずほ銀行JCBデビットカードのデメリット
キャッシュカードとデビットカードが一体型ではない
みずほ銀行JCBデビットカードとは?
みずほJCBデビットは、キャッシュカードとデビットカードが一体型ではありません。
つまり、みずほ銀行のキャッシュカードとみずほJCBデビットの2枚を別々に持たないといけないということ。
※キャッシュカードとしての機能がみずほJCBデビットにないため、みずほJCBデビットを使ってコンビニATMでお金を引き出すことはできない。
カード2枚を別々に持つとか、お財布がパンパンになりますね。
みずほJCBデビットは海外でも使えるが・・・
JCBブランドのため、世界中のJCB加盟店で使える「みずほJCBデビット」
しかし、VisaやMasterCardと比べると利用できる店舗が少ないのも事実。
さすがに、海外ではどこの国でも使えるとまではいえません。
また、キャッシュカードとしての機能がないため、みずほJCBデビットを使って海外ATMからお金を引き出すことはできません。
海外旅行の予定がある人、海外の通販で買い物をしたい人には、やっぱりキャッシュカードが一体型のVisaデビットカードをオススメします。
Visa | MasterCard | JCB | |
加盟店数 | 約3800万店 | 約3800万店 | 約3100万店 |
会員数 | 約23億人 | 約9億7500万人 | 約9600万人 |
公共料金などの支払いができない
みずほJCBデビットでは、公共料金などの月額料金を支払うことはできません。
これは、みずほ銀行のホームページにも明記されていることです。
みずほJCBデビットは、登録型加盟店(カード番号を登録し、継続的にご利用額をお支払いいただく加盟店)、一部のタクシー、レンタカー、ホテル、高速道路通行料、機内・車内販売、ガソリンスタンド等でご利用いただけません。
※MVNO(格安SIM)の支払いにも使えません。
みずほJCBデビットは利用時間に制限がある
これはもはや驚きでしかないのですが、みずほJCBデビットはカード決済ができない時間帯が存在します。
みずほ銀行JCBデビットカードが使えない時間帯
- 土曜日の22:00~翌日曜日の8:00
- 第1土曜日・第4土曜日の3:00~5:00
私からすれば、土曜日の深夜なんてまさにAmazonでポチポチ商品を注文している時間帯です。こんな使えないカードをみずほ銀行が発行するなんて・・・
念のために言っておくと、使えない時間帯が存在するデビットカードはみずほJCBデビット、OKBデビットと北洋JCBデビットの3枚のみ。
私がよく利用しているJNB Visaデビット(ジャパンネット銀行Visaデビットカード)なんて、メンテナンス中でホームページにログインできない時でも普通にAmazonで買い物ができます。
これが普通なんです。だから、私はみずほJCBデビットを作りませんし、このカードは到底おすすめできません。
みずほ銀行JCBデビットカードに対する口コミや評判
みずほってシステムメンテナンスの時間帯はデビットも使えないのか…_| ̄|○
— まいこ (@maiko3727) 2017年4月22日
みずほJCBデビット、後発のくせに還元よわっ
— つみかけ|栽培係ファブレット党 (@tsumiX365) 2017年3月2日
みずほ銀行ユーザーはJCBデビットカードに切り替えた方がすごい得だということがわかった。マイレージグラブとの組み合わせで特典内容が充実してる。
— ぐっさん@旅のひよっこコンシェルジュ (@tmcats_92015) 2017年1月17日
せっかく平日の昼間が空いたので、みずほ銀行に新規口座開設に行ってきた。JCBデビットカード作るのが目的。カードが届くまで2〜3週間かかると言われた。忘れた頃に届きそうだな。
— もりっち@双極性障害Ⅱ型 (@utsu_battle) 2017年2月16日
みずほのデビットカード作ったのに、わたしの行く店とネットのお店では1つも使えない…。
— H (@norimishima222) 2017年2月3日
#nanaco#使い方#引き出し
みずほJCBデビットの申し込み前に知っておきたいこと
みずほJCBデビットの発行日数は?到着までどのくらい?
みずほ銀行に問い合わせたところ、「届くまで2~3週間くらいかかる」そうです。
なかなかカードが届かないという人は、申し込みから2~3週間は待ってみてください。
みずほJCBデビットについての評価まとめ
このカードは、みずほ銀行ユーザーがATM手数料を無料にするためのカードです。
それ以外のデビットカードとしてのスペックは、他のデビットカードに対して劣ります。
みずほ銀行の口座をお持ちの方はみずほJCBデビットを作ったうえで、他の銀行でもデビットカードを作って、そちらをメインで使うのがおすすめです。
ジャパンネット銀行のJNB Visaデビットがおすすめ!
老舗のネット銀行「ジャパンネット銀行」から、JNB VisaデビットというVisaデビットカードが発行されています。
JNB Visaデビットは、以下のポイントからおすすめのデビットカードです。
JNB Visaデビットのここがいい!
- 年会費は永年無料
- 審査なしで15歳の高校生からカードが作れる
- 携帯電話料金などの月額料金が支払える
- ガソリンスタンドでも使える
おすすめのデビットカードはこちら