電子マネー
デビットカードのユーザーが電子マネーを使うには、大きく3つの方法があります。
- Apple PayやGoogle Payに登録して使う
- QRコード決済アプリに登録して使う
- 電子マネー付きのデビットカードで支払う
①Apple PayやGoogle Payは、スマホの機種やデビットカードによっては使えないケースがあります。
②QRコード決済アプリは全てのスマホで使えますが、登録できるカードブランドに制限があったりします。
③電子マネー付きのデビットカードは、もちろんそのカードを持っていないと使うことはできません。
この記事では、これら3種類の電子マネーを使う方法についてまとめています。
▼もくじ
デビットカードでスマホ決済(電子マネー)を使う
Apple Payをデビットカードで使う
iPhoneでは、モバイルSuica・iD・QUICPayの3種類の電子マネーがApple Payで使えます。
この中で、全てのデビットカードを登録して使えるのがモバイルSuicaです。
iDはデビットカードを登録して使うことはできませんが、プリペイドカードで対応しているカードもあります。
QUICPayは、みずほJCBデビットのみで利用可能です。
モバイルSuicaやQUICPayをApple Payで使う方法についていては、下記の記事で詳しく解説しています。
Google Payをデビットカードで使う
Androidのおサイフケータイ対応機種で使える「Google Pay」
そんなGoogle Payでは、モバイルSuica・iD・QUICPay・nanaco・楽天Edy・WAONの6種類の電子マネーに対応。
iDは、三井住友銀行のSMBCデビットのみがGoogle Payで使えます。
QUICPayはJCBのデビットカードはもちろん、Visaデビットカードでも利用できる裏技があります。
Google Payに対応しているスマホや、Google Payで使えるデビットカードについては、下記の記事で詳しく解説しています。
20%還元キャンペーンが開催中!
2019年12月15日(日)まで、Google PayにJCBカードを登録してQUICPayを使うと、20%が還元されるキャンペーンが開催中です。
対象となるカードや、詳しいキャンペーンの内容については、下記の記事で確認できます。
デビットカードをQRコード決済アプリに登録して使う
QRコード決済は全てのスマホユーザーが使える!
QRコード決済は、全てのスマホユーザーが使える支払い方法です。
おサイフケータイではないAndroidや、古いiPhone(iPhone SEなど)でも使うことができます。
ただし、登録できるカードブランドに制限があったり、銀行口座からの支払いにしか対応していないサービスもあります。
PayPay(ペイペイ)
PayPayは、VisaデビットカードとMasterCardデビットカードを登録して使うことができます。
ただし、銀行口座からチャージした残高で支払った方がお得です。
▼PayPayのアプリはこちらから
iPhone
Android
楽天ペイ
楽天ペイは、VisaデビットカードとMasterCardデビットカードを登録して使うことができます。
※JCBデビットカードは登録できません
支払いで期間限定ポイントも利用できるので、楽天経済圏で暮らしている方には最適のサービスです。
下記の記事では、現在開催中のキャンペーンや、メリット・デメリットについてまとめています。
d払い
d払いはVisaやMasterCardはもちろん、JCBデビットカードを登録して使うこともできます。
d払いは、ドコモ以外のユーザーでも利用することができます。
Origami Pay(オリガミペイ)
Origami Payは、VisaデビットカードとMasterCardデビットカードを登録して使うことができます。
※JCBデビットカードは登録できません
au PAY(auペイ)
Mastercardデビットカードのみが、残高にチャージしてau PAYを使うことができます。
※基本的にVisaデビットカードやJCBデビットカードは利用できません
au PAYも、au以外のユーザーでも利用することができます。
LINE Payとメルペイはデビットカードを登録して使えない
LINE Payとメルペイは、デビットカードを登録して使うことはできません。
銀行口座から残高にチャージして使うことになります。
LINE Payとメルペイに対応している銀行口座については、下記の記事で一覧にしてまとめています。
ネット/都市/地方銀行を全て掲載!
#スマホ支払い#スマートフォン
電子マネー付きのデビットカード
これまでは、デビットカードをアプリに登録して、スマホで使うことについて紹介してきました。
ここから先は、現物のデビットカードをかざして決済できる、電子マネー搭載のデビットカードについてまとめています。
Visaのタッチ決済
Mastercardコンタクトレス
Visaタッチ決済のMastercard版です。
Visaが使えるお店はほぼ100%でMastercardも使えるので、使えるお店はVisaのタッチ決済と同じと考えて大丈夫です。
デビットカードでは、住信SBIネット銀行のミライノデビット(Mastercard)で使えます。
nanacoが使えるセブン銀行デビットカード
セブン銀行デビットカードには、nanacoが付帯しています。
nanacoは通常300円の発行手数料がかかりますが、セブン銀行デビットカードにすれば、発行手数料&年会費が無料でnanacoカードを持てます。
WAONが使えるイオン銀行キャッシュ+デビット
イオン銀行キャッシュ+デビット(JCBデビットカード)には、WAONが付帯しています。
※同じくイオン銀行から発行されているVisaデビットカードは、WAON一体型ではないので注意。
イオン銀行キャッシュ+デビットは年会費無料ですし、WAONへのオートチャージで0.5%のポイントがたまって2重にお得です!
iDが使えるSMBCデビット
iDが使えるデビットカードは、SMBCデビット(三井住友銀行)のみ。
還元率は0.25%と低いですが、年会費無料でカードが持てます。
電子マネーにデビットカードでチャージしてポイント2重取り!
電子マネーにチャージしてポイントの2重取りができるデビットカードについて紹介しておきます。
楽天銀行デビットカードはポイント付与の対象外
まず、大前提として。
デビットカードの最高還元率1.0%を誇る楽天銀行デビットカードですが、電子マネーのチャージはポイント付与の対象外です。
※チャージではなく即時決済となるQRコード決済=楽天ペイやOrigami Payなどは、1.0%のポイントが付きます。
ミライノデビットは電子マネーのチャージでポイントがたまる!
住信SBIネット銀行が発行するミライノデビットは、電子マネーのチャージで、Visaブランドは0.6% / Mastercardブランドは0.8%のポイントがたまります。
たまったポイントは1P=1円のレートで現金に交換することが可能。
ミライノデビットを使えば、モバイルSuicaやau PAYへのチャージでポイントの2重取りができます!
ちなみに、ミライノデビットではnanacoチャージがそもそもできないので、ポイントがたまりません。
他にnanacoチャージができるデビットカードはありますが、還元率が低すぎてわざわざやるべきことではないと思います。
参考 : nanacoチャージでポイントがたまるデビットカードはある?
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